ぷよぷよだと思っていたお腹、実はストレスでカチカチ?上手にゆるめるためのお腹まわりストレッチ


あなたのお腹は硬いですか?柔らかいですか?一見やわらかそうに見えるお腹でも、ストレスの影響で知らないうちに硬くなることがあります。最近ストレスを感じていたら、簡単なストレッチでお腹まわりをケアすることも試してみませんか?
やわらかいようで硬いお腹
お腹は脂肪がついて柔らかい、ぷよぷよしているというイメージを持つ方は多いかもしれませんね。でも実は、緊張やストレスによって、お腹まわりが思っている以上にこわばっていることがあります。
たとえば、知らず知らず肩に力が入っていたり、奥歯を噛みしめていたりするように、ストレスがかかると内臓を支えるお腹の筋肉や腸もキュッと緊張してしまいます。特に自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になると、筋肉の緊張や血流の悪化につながり、消化機能にも影響します。
実はつながっている、ストレスと腸の関係
腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど、感情やストレスと深く関わっています。腸には「腸脳相関」と呼ばれる神経ネットワークがあり、脳と情報をやりとりしています。

そのため、ストレスが続くと腸の動きが鈍くなり、便秘やガスのたまり、お腹の張りなどを感じやすくなります。こうした腸の不調が続くと、お腹が重たく感じられたり、触れたときに硬さを感じることもあります。
寝たままできる、お腹まわりをゆるめるポーズ
そんなお腹まわりのこわばりをやさしく緩めてくれるのが、「仰向けのねじり」です。
両膝を揃えて横に倒すこのポーズは、腸をやわらかく刺激しながら、背骨まわりもほぐしてくれます。副交感神経が優位になり、体が自然とおやすみモードに入っていくこのポーズで、気づきにくい「お腹の緊張」をゆるめて、体も心もふわっと軽くしてあげましょう。
<やり方>
1)仰向けになって両膝を立て、両腕を肩の高さ程度に横に広げる。

2)膝横にクッションを用意し、息を吐きながら両膝をゆっくり右へ倒して右脚をクッションの上に乗せる。
脚がクッションでサポートされることで、ねじりの姿勢が楽にキープできるので、クッションの厚みは好みで調整する。

3)呼吸を深く続けながら、30秒〜1分ほど、少し長めにキープする。
4)息を吸いながら膝と顔を戻し、反対側も同様に行う。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く