イライラ&ぼんやりなどのなんとなく不調… 原因は脳疲労かも?疲れた脳を休める片鼻呼吸法

 イライラ&ぼんやりなどのなんとなく不調… 原因は脳疲労かも?疲れた脳を休める片鼻呼吸法
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ネット利用による情報過多や日々のストレスで、私たちの脳には知らず知らずのうちに疲れが蓄積されています。普段なんとなく感じる不調は、こうした脳の疲れが原因かも。そこで今回は、疲れた脳を休めるためにおすすめの呼吸法をご紹介します。

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「なんとなく疲れが抜けない…」は脳のサインかも?

最近、こんなことを感じていませんか?

● 朝からぼんやりして頭が働かない
● 小さなことでイライラしやすい
● 眠っても疲れが取れない
● やる気が出ない

集中できない

原因がはっきりしないこれらの不調は、脳の疲れ=脳疲労が関係しているかもしれません。

情報とストレスの多さで休めていない脳

脳疲労
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脳疲労とは、情報過多やストレスによって脳がずっとフル稼働し、うまく休めず疲労している状態のことです。日々の情報過多と、家事・仕事・家庭のことなどをこなすマルチタスクで、脳は知らず知らずのうちに働き続けて、休む時間を失いがち。この状態が続くと、感情の起伏が激しくなったり、記憶力や判断力の低下、睡眠の質の悪化など、さまざまな不調を引き起こしてしまいます。

呼吸法で脳を休めてリセットしよう

そんな脳の疲れをケアする方法としておすすめなのが、ナディ・ショーダナ(片鼻呼吸)というヨガの呼吸法です。左右の鼻で交互に呼吸をすることで、自律神経のバランスが整いやすくなり、気持ちも静まりやすくなります。

呼吸は1日に約2万回繰り返されていると言われています。ほんの数分でも静かな呼吸に意識を向けることで、脳と心に穏やかさを取り戻し、働きすぎた脳を休ませてみましょう。

<やり方>

片鼻呼吸
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1)椅子や床に、背筋を伸ばして楽な姿勢で座る

2)右手の親指を右の鼻、薬指を左の鼻にあてる。人差し指と中指は軽く眉間に触れ、小指はどこにも触れないようにする。左手は膝の上に置くか、右ひじを支えてもOK

3)目を閉じて、鼻を押さえず両方の鼻から自然に一度息を吸い、ゆっくり吐く

4)薬指で左の鼻を押さえ、右の鼻から息を吸う

5)薬指をはなして左の鼻を開け、右の鼻を親指で押さえ、左の鼻から吐く

6)続けて左の鼻から息を吸い、親指をはなし、薬指で左の鼻を押さえて右の鼻から吐く

7)4)〜6)を1セットとし、何度か繰り返したら、両手を膝の上に置き、両鼻での自然な呼吸に戻る

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